アイスホッケー、新横浜集結戦

今年もアイスホッケーの季節がやってきました。
12/25に新横浜スケートセンターで行われた2試合の様子を、備忘録的にメモります。




【第一試合:王子イーグルス-日光アイスバックス】
1週間前に行われた全日本選手権の決勝と同じ組み合わせとなったこのカード、全日本では王子が3-2と接戦を制している。
リーグ戦も3位と好調の王子。好調の要因はエースの久慈がドイツリーグから復帰、更にマーリーとコルドウェルの新外国人選手を補強して分厚い選手層を揃えたことが大きい。4セット回しも可能で、実際にチーム戦術として行ってもいる。一昨季はオール日本人で臨むなど近年はやや育成路線にシフトしていたが、今年は勝負をかけた年に。
対する日光もヤングスター寺尾勇利が米国から帰還、より技に切れを増した上にフィジカルも積み上げ、上手い選手から“怖い選手”へと成長した。ボンクとディレイゴの両外国人がいる1stセットに加え、斉藤兄弟+寺尾という2ndセットが確立したことで、確実に戦えるチームへと発展している。

試合は激しいながらも徐々に日光ペースに。2Pに18番岩本の個人技で先制すると、その後もシュート数こそ互角だが実質的なチャンスは日光に多くあり、王子は守護神GK小野田の好セーブで何とか最少失点で凌ぐ。
お互いにミスコンダクトペナルティが出るなど激しくなった試合は、3P残り5分に王子がパワープレー(正確にはPP終了して2秒後)からDF橋場(私の推しメンです)のゴールで追いつき、延長戦へ。
今季からは3vs3の方式となった延長戦だが、開始わずか20秒でベイユが不可解なジャッジでペナルティを取られてしまい、そのキルプレーを日光に決められて終了。王子サイドとしては後味は悪かったが、内容も押されていただけに致し方ないか。。

http://www.alhockey.com/sheet/27/game/ogs142.html



そういえば、試合後には某セルジオH後さんを拝見することが出来た。個人的には初めてだったので、ちょっと興奮しましたw


【第二試合:日本製紙クレインズ-東北フリーブレイズ】
今季はやや苦戦が続く両チーム。新戦力が外国人の入れ替え程度しかなく、若手の伸びもあまり感じられないのが一因か。

試合は、開始早々に天性のゴールゲッター上野がこぼれ球を押し込んで日本製紙が先制すると更に高木が加点するなど、1Pを3-1とリードして終える。2点差ならまだ挽回可能とはいえ、日本製紙が良いリズムで着実に勝利するかと思われたのだが。。。
2Pは一転、パワープレーから平野の強烈なワンタイムシュートがゴールに突き刺さりブレイズが1点を返すと、残り6分に事件が起こる。日本製紙はDF梁取とDF坂田が同時にペナルティを犯して3vs5の大ピンチに。更に梁取はメジャーペナルティとなり5分間の数的不利&自身は退場となってしまう。
ここでブレイズのパワープレーが冴え渡り、なんと立て続けに3ゴール。田中豪のキープ&ゲームメイクからジャレット&平野の長距離砲や巧みにゴール前に侵入する河合の攻撃を日本製紙は防ぎきれず、あっという間に3-5とブレイズの2点リードに代わった。
3Pに上野のゴールで日本製紙は1点差に迫るも、猛攻実らず同点に追いつくことはできず。ブレイズが5-4と接戦を制した。

公式記録を見て気づいたのだが、この試合でブレイズは僅か2個しかペナルティを犯していない。一方で日本製紙は9個で、個数こそ平均的だが勝敗を左右する痛い反則があったのは上記の通り。
そこでスタッツを調べてみると、今季のブレイズは1試合当たりの数的不利時間(Shorthand Time)、数的不利で喫した失点(Shorthand Goals Against Percentage)が共にリーグ2位の少なさとなっている。
逆にこの日も見せた驚異のパワープレーは得点数(Powerplay Goals for)、得点率(Powerplay Goals Percentage)が共にリーグ1位。これはもうチーム戦術として「パワープレーで勝つ」事を目指している事は明らか。少し前までのブレイズと言えばやや荒っぽいチームという印象だったのだが、今季のチームはそこから完全に脱却しているというのが見て取れる。
何事も印象だけで語らず、実際に見てデータと合わせて確認しなければいけない、ということですね。


おまけ:今年から色々新しくなった新横浜スケートセンター。



おまけその2:

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